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2007年05月31日

 ■ 第15回ヒューマンインタフェース学会セミナー「人の活動データを設計・工学研究に活かす」

このたび,ヒューマン・インタフェース学会において、下記のセミナーを開くことになりました.「人の活動に関するデータをどうやって,実際の工学や設計に生かせる形にしていくか,どうやって伝えるか」ということをメインテーマとしたセミナーで,「人の活動のデータを取る&分析する」認知心理学研究に携わっていらっしゃる方々には,さまざまに関係が深いテーマではないかと考えております.

Erwin Boer氏は長らく日産研究所との協同研究をなさっている方で,自動車の運転という人間の活動のデータをいかに車の設計(運転支援システムなど)に反映していくかという研究をなさっています.椎塚氏は感性工学研究の領域でご活躍の先生で,ご存知の方も多いかと思います.

今回は「セミナー」という形になってしまったため,参加費がやや高めになってしま いました.申し訳ありません.ですが,このたび,日本認知心理学会に本セミナーをご協賛していただくことになり ましたので,認知心理学会の会員のみなさまにも,会員価格で(=多少は低料金で)ご参加いただけ ます.特に学生の皆さんには「優しい」システムになっておりますので,どうか,ぜひご参加 ください.

みなさまのご参加をお待ちしております!

           記

   第15回ヒューマンインタフェース学会セミナー

 人の活動データを設計・工学研究に活かす
 -質的データ(エスノグラフィ)、量的データとペトリネット、行動エントロピー-
 http://www.his.gr.jp/activities/seminar/index.html
          コーディネータ:原田悦子(法政大学社会学部)

日時:2007年5月31日、12時45分~17時45分(受付開始、11時30分)
会場:味覚糖UHA館401室  東京都港区浜松町1-26-1 
    (大門駅より徒歩2,3分、浜松町駅徒歩5分)
講習内容:
1)椎塚久雄氏(工学院大学):
 モデリングツールとしてのペトリネットとHI研究への適用可能性
2)Erwin Boer氏(LUBEC):
 質的データを中心に:ペトリネットを用いた、エスノグラフィの工学的展開
 量的データを中心に:測度としての行動エントロピーと人-機械相互作用

講習テキスト:有り
参加料:会員・賛助会員10,000円、一般非会員12,000円、学生会員2,000円、学生非会員4,000円
 (注):協賛学会員は当学会員に準じ、その参加料は会員の金額を適用します。
 参加料には、休息での茶菓類を含みます。
募集人員数:80名

参加申込みの手続き、および、講習内容と時間割に関する詳細等は、決定次第、HPにてご案内いたします。
http://www.his.gr.jp/activities/seminar/index.html

投稿者 office : 2007年05月31日 20:17