人間生活工学「情報環境と人間生活工学」ワークショップ「情報と生活・生活と情報:私たちの生活を取り囲む"情報環境のデザイン"を目指して」
日時:2009 年11 月27 日(金) 13:30~17:00
(13:00 より受付開始)
場所:早稲田大学 西早稲田キャンパス 55 号館2階第3会議室
(東京都新宿区大久保3-4-1)
主催:早稲田大学創造理工学部人間生活工学研究室
(社)人間生活工学研究センター(HQL)
開催趣旨
ICT 技術の進展と共に、ユビキタス環境が現実のものとなってきています。生活者にとって価値ある環境を構築するためには、どのような情報が、どのような形で提供されることが自然な形態なのでしょうか。このことを生活者の立場で明らかとしていくことが重要と考えられます。このワークショップでは、生活者と情報とのかかわりについて、実際の生活を基点に考察し、人間生活工学の新たな展開を模索していくことを目標といたします。
プログラム(こちらからもご覧いただけます)
0 はじめに 13:30~13:40
「情報環境と人間生活工学ワークショップ」にあたって
早稲田大学理工学術院 教授 小松原明哲氏
1 特別講演 13:40~14:40
「情報環境デザインのための人間生活工学研究:医療の場を題材として」
法政大学社会学部 教授 原田悦子先生
医療安全を目的とした「医療の場」フィールド研究から、医療という実践が、いかに「情報」を基盤として行われているかが明らかになってきた。多数の専門職が自律的に活動する医療の場での情報、その流れには独自の特性があり、たとえば,主要な活動に関わる情報は「すべて」医師がresource となっている点が特徴のひとつである。ここでは、「仕事の場」における情報ユビキタス環境を考えていく題材として、医療の場に関するいくつかのトピックスについて話題提供をしたい。
・ 総合型医療情報システムのもたらすメリットとデメリット
・ 病棟のコミュニケーション分析から見た情報環境デザイン
・ 情報ユビキタス環境のメリットと諸問題:ヒトと電子情報を考える
(小休止 14:40~15:00)
2 講演(1) 15:00~15:30
「IW2 視点で進める、全体最適」
富士通デザイン(株)第一デザイン事業部 岩崎昭浩氏
IW2 はIT, Workplace, Work Style の3 つである。銀行での金融システム開発の経験をもとに、現場起点でこの3つの調和を図りつつ全体最適での改革・改善の重要性を検討する。
3 講演(2) 15:30~16:00
「家庭向けICT サービス利用促進のためのデザイン~訪問調査から見えてきたユーザの実態と心理モデル~」
NTT サイバーソリューション研究所 中谷桃子氏
家庭でのコンピュータ利用を見ると、ユーザにとって必要な機能・サービスであっても、見向きもされず、不便な機能やサービスを使い続ける、という現象がある。そこで「なぜ」このような現象があるのかを明らかにするため、家庭訪問調査を行ない、ユーザの心理状態とそれに関わる要因をモデル化した。導出されたモデルをもとに、どのようなデザインを行なえば利用が促進されるかを検討した。その結果を紹介する。
4 講演(3) 16:00~16:30
「情報に支援される生活行動の分析:ネットワーク商品のために」
パナソニック(株)コーポレートR&D戦略室 阪本清美氏
生活の中での私たちの行動はどのように情報に支援されているのだろうか。その支援形態にはいくつかの種類があることを明らかとし、そのモデルを構築した。このモデルにより、自然な情報提供による自然な行動支援、そしてそのためのネットワーク商品開発の方向性について考察する。
5 質疑とパネルディスカッション 16:30~17:00
原田先生 岩崎氏 中谷氏 阪本氏 小松原氏(司会)
6 終わりにあたって (社)人間生活工学研究センター(HQL)
【ご案内】
どなたでも参加できますが、事前にお申し込み下さい。会場の都合により先着50 名まで受け付けます。
申し込み先: (社)人間生活工学研究センター東京事務所
kouza(at)hql.jp 宛
氏名と所属(HQL 会員にはその旨)を明記
参加費 : 2000 円(HQL 会員は1000 円)。
当日受付にてお支払い下さい。
会場へは、東京メトロ副都心線「西早稲田」駅下車が極めて便利です。「西早稲田」駅(早大理工出口)左手真上の校舎が会場となります(会場は55 号館2階)。
