3 講演会: 2010年5月アーカイブ

開催期日:5月31日(月)午後4時~6時
開催場所:玉川大学 研究管理棟 5階 507教室
 (以下の地図の 47番 の建物)
 http://www.tamagawa.jp/access/campusmap.html
 (玉川大学までのアクセス)
 http://www.tamagawa.jp/access/index.html
(講演は,玉川大学工学研究科特別講義として開催されますが,一般の方々の参加も可能です)


【マイケル・シーガル(Michael Siegal)教授】
イギリスシェフィールド大学,心理学部教授。イギリスを代表する発達心理学者。カナダ,オーストラリア,アメリカでも教鞭をとったことがある。150本以上もの著作があり,そのうち日本語で翻訳されたものとして『子どもの知性と大人の誤解』(2010年,新曜社),『子どもは誤解されている』(1993年,新曜社)がある。ピアジェ課題を再検討し,実験者や実験環境が子どもの反応につくりだしている可能性を議論。素朴生物学(病気や食物の汚染に関する理解)や心の理論,数についての理解といったテーマに取り組んでいる。

【講演タイトル】
Is language the key to reasoning? Evidence from deafness, bilingualism, and aphasia
(推論において言語は必要か?:聾者・二カ国語使用者・失語症者のデータに基づいて)(講演は英語で行われます。通訳はありません。)

【講演概要】
言語へのアクセスは,推論にどの程度影響するだろうか。この問題に関する興味深い知見が聾の子ども,二カ国語以上の話者である子ども,そして失語症の子どもに関する研究から示されている。それらの研究成果は,認知科学における中心的な問題---心の理論や数,空間関係といった領域の推論研究から示されている,言語と認知の関連性---と深く関連している。この講演では,これらの研究領域で近年蓄積されてきた研究成果に基づき,推論が文法や会話における語用論といった言語の側面にどの程度依存しているかをお話ししたい。